トータルコンディショニング④続けて半年

トータルコンディショニングを初めてしたときは衝撃的でした。滝のような汗、思い通りに動かない自分の体。スッキリの一言では済まない、滞っているいろんなものが流れる感覚。
以来半年以上、日常的に実践してきた私が、どう変化し、どのように感じているかをまとめてみました。
個人的な体感です。体感はひとりひとり違う前提で、ご参考にしてください。

これまでに発信された情報もまとめました。
合わせて読むと、このプログラムと毎月5日間のTCウィークの企画を立体的に理解できると思います。

■トータルコンディショニングとは？

呼吸•整体勉強会を主宰する森田敦史先生が考案した、1時間のプログラムです。
次の３つで構成されています。
▼
①自分に意識を向け座る時間
②腸腰筋に刺激が入るように動く時間
③固まっている背中に働きかけながら動く時間

座る①と運動②③を繰り返し行います。

②③の運動はキツく、いくつもポイントがあり、いつのまにか動いている肉体に集中します。

①の座ることで、その時の自分の状態を把握します。
運動の前後に坐するので、自身の変化がはっきりわかります。
座りやすさ、呼吸、気持ちの安定の度合い。

普段気づくことがない、自分。

動と静があってひとつのプログラムです。

やっていくと私は次のように感じます。
▼
まず、腿がキツい！、
目がバチっと開き、体が熱くなります。
ふくらはぎが次第に伸びてくるのを感じ、
窮屈な体勢のまま歩いていくと、背骨がミシミシと、塊が解れるような感覚になります。そしてまた体が熱くなる。
動きの終わりの深呼吸が1回目より2回目3回目と深まっていきます。

自分に、動きに集中する感覚。

②③の後の①静のときに、
頭がクリアになり、シーンと意識が鎮まり、汗ばんだ体の熱もひいてきます。
閉じた目を開けると、明るく、クッキリ見える。

1時間で全身が覚醒します。
文字通り、体が目覚める。

終わった後は、
運動の疲労感はなく、逆にどんどん動いてしまう。
洗い物ついでにシンクを磨いたり、床だけじゃなく壁も拭いたり、普段しないところの掃除や後回しにしていたことをやってしまいます。
気持ちが安定したり、時間がゆったり流れる。という感覚があります。

筋トレとも、瞑想とも違う、
トータルコンディショニングだけで得られる感覚です。

■トータルコンディショニングウィークとは？

トータルコンディショニング（トーコン）を5日間連続で朝行うオンラインレッスンです。
毎月どこかの月曜日から金曜日、朝6時から7時に開催しています。
受講者は端末の画面を見ながら、講師のインストラクションに合わせて、それぞれの場所で一緒に動き座ります。

考案者の森田先生と呼吸•整体スクール生数名で、講師を担当し、運営しています。

講師/受講者として参加して、6ヶ月が過ぎました。
変化したことや、私にとっての参加する意味を次のように感じています。
▼
1.身体づくり
身体の変化を実感しています。当然、気持ちや呼吸も変わってきます。例えば、
-足腰が安定し、息が入る背中になった。
-俯瞰して物事をみる回数が増えた。
-瞼が上がりほうれい線がうすくなった。(自己申告！)
-上肢、下肢、脇が使えるようになってきた。

2.同じ動きをするからこその習熟、理解の深まり

習熟するほど、繰り返すほど、動きの細部が意識できるようになります。

2月27日の特別講義のポイントでキツい動きが更にキツくなったように、奥が深く底が見えません。

呼吸•整体の調整法の要素がたくさん盛り込まれており、学びへの理解が全体的に深まりました。

3.定型の確認
ひとりで実践していると自分に甘さが出て、刺激が少なくなりがちです。毎月、講師のインストラクションでキツさを再確認しています。自己流にならずに継続できています。

4.区切り
毎月5日間早起きして同じ動きをすると、自分を定期的に観察できます。定点観測。
先月の自分、2ヶ月前の自分、半年前の自分と今の自分を比較できます。6ヶ月前との違いは明らかです。
また、朝の空が毎月こんなに違うとは知りませんでした！

5.感性の深化
全身の感覚の感度がアップしています。最近、僅かな差異、違和感などに気づきます。例えば、生徒さんの姿勢、動きなど。
自分の力みや動きのくせ、呼吸にも、気づくからやめる、変えることができます。

さらに自分をサンプルに実験を続けます。

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■トータルコンディショニング関連情報

•トータルコンディショニングウィークHP
https://tcweek.com/

•森田先生ブログ